2005年 11月 15日
音について
|
2005年11月16日改稿
高度な演奏技術は、音量、音色のみならず緊張感、速度感、距離感、音場感(空間意識)等々の多くの要素を駆使して豊かな音楽表現を可能にする。
ここで、音量はあくまでも相対的なものである。聴衆は、小さくても内容のある音には耳をそばたてるが、大きな音でもそれが単調に連続するとかえってさえぎろうとさえする。
絶対的な音量は小さくとも大きなホールの隅々まで音楽を伝えることは十分に可能である。さらに言えば、聴衆の一人ひとりの心に直接語りかけるような音を目指すべきである。
演奏会場での演奏について言及すると、なるべく遠くで聞こえている音を意識して、客席の後ろの方にまで音を飛ばすこと、すなわち「遠くを聴き、遠くに弾く」ことを心がけるべきである。
野田メトーデでは、演奏者の位置では音量が低く雑音が多いように聞こえる。しかしながら、ホールのように広いところでは、楽器から離れても音が減衰せず、ホール全体が一体に鳴るかのような響きを体験することができる。
高度な演奏技術は、音量、音色のみならず緊張感、速度感、距離感、音場感(空間意識)等々の多くの要素を駆使して豊かな音楽表現を可能にする。
ここで、音量はあくまでも相対的なものである。聴衆は、小さくても内容のある音には耳をそばたてるが、大きな音でもそれが単調に連続するとかえってさえぎろうとさえする。
絶対的な音量は小さくとも大きなホールの隅々まで音楽を伝えることは十分に可能である。さらに言えば、聴衆の一人ひとりの心に直接語りかけるような音を目指すべきである。
演奏会場での演奏について言及すると、なるべく遠くで聞こえている音を意識して、客席の後ろの方にまで音を飛ばすこと、すなわち「遠くを聴き、遠くに弾く」ことを心がけるべきである。
野田メトーデでは、演奏者の位置では音量が低く雑音が多いように聞こえる。しかしながら、ホールのように広いところでは、楽器から離れても音が減衰せず、ホール全体が一体に鳴るかのような響きを体験することができる。
by noda-methode
| 2005-11-15 18:21
| 野田メトーデHP版